マンハッタンからコゲ茶色した地下鉄7線(路線図)にゴトゴト誘われる事十数分。イースト・リバーを渡りさえすれば、そこには第三世界を中心とした各国からの出稼ぎ労働者が織り成すディープワールド・クイーンズQueensがあなたを待ち構えている。
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(上)地下鉄の中にあったウルドゥー語で書かれた「禁煙運動」団体の広告。写真が小さいが、このモデルの女性はパンジャビーを着たインド系。
(下)ジャクソン・ハイツのあるQueensは現在も工場地帯である。そのため工場労働者をはじめとして安価な部屋代を求める労働者が多く居住している(部屋の相場は6〜700ドルほど。出稼ぎ労働者の場合、何人かでシェアしているケースが殆どだ)。
ジャクソン・ハイツへは他に、E,F,G,R各線のRoosevelt駅で下車しても行く事が出来る。写真の出口はボリウッド映画専門館・Eagle
Theater真横の出口。
NY・ハーレム在住の日本人ライター・堂本かおるさんの情報によれば、現在E,F,G,R各路線は複雑に変更中のため、利用時には駅で要確認とのこと。その点7線は比較的判りやすい。
■追加情報(2002年7月6日付)・・・「(地下鉄V線が開通し)現在は7以外に、E,F,G,RとVも使えます」---情報提供/堂本かおるさんの書かれたJackson Hightリポート
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